天橋立観光船で巡る非日常体験!カモメへのエサやりクルーズ
京都天橋立





海の京都と呼ばれる天橋立エリア。
宮城県の松島・広島県の宮島と並び、日本三景の1つでもある天橋立。
長さ約3.2km、幅20~170mの砂洲で出来ていて、全体が外洋に面さない湾内の砂洲としては日本で唯一のものです。
「白砂青松」と表現される通り、一帯には約6700本もの松が生え、東側には白い砂浜が広がる美しい景観です。
そしてここ天橋立エリアの観光に欠かせない交通手段として存在するのが、海上観光を担う観光船「天橋立観光船」。
天橋立に林立する松並木が防風林となるため、内海の波が穏やかになり、ゆったりした観光を楽しむ事が出来るんです。
おススメのプランとしては、往路にレンタサイクル、復路に観光船を使うプラン。
天橋立は徒歩で渡ると(個人差はあると思いますが)軽く40分前後は掛かりますが、自転車であればゆっくり景色を愛でながら走っても2~30分あれば渡り切れます。
天気の良い日に自転車に乗って、松の木々から差し込む木漏れ日を感じながら疾走するのはとても心地良いですよ。
時間にゆとりがあれば途中で自転車を停めて砂浜へ足を運び、ゆったりと海を眺める時間を過ごすのも、天橋立観光の醍醐味かと思います。
復路の観光船は、一の宮桟橋から天橋立桟橋まで約12分で運航します。
船から海越しの天橋立を眺める観光は勿論ですが、この観光船に乗船するもう1つの目的が「カモメへのエサやり」。
チケット売り場の横に100円で販売されているカモメのエサ「かっぱえびせん」を購入し、いざ観光船へ乗り込むと
もう既に何羽ものカモメたちが今か今かと船の周りで待ち構えているんです。
出航すると同時にカモメたちが一斉に空一面へと羽ばたき、風を上手く利用しながら船上を浮遊する様は圧巻です!
そしておもむろにかっぱえびせんを手に取り、差し出すと・・・
物凄い勢いでカモメが寄ってきて、器用にくちばしを使いかっぱえびせんを咥えて飛び去って行くんです!
なかなかの勢いで咥えてくるので、最初はちょっとした恐怖を感じてしまうかもしれません。
そんな時は直接ではなく、カモメが近寄ってきたらかっぱえびせんを空中に「フワッ」と投げると上手にキャッチしてくれます。
日常ではなかなか体験する事のないカモメへのエサやり。
是非、天橋立観光のルートの1つに組み込んで、非日常体験をされてみてはいかがでしょうか!