3年ぶりの開催!国重要無形民俗文化財「郡上おどり」が発祥祭を皮切りにいよいよスタート!

岐阜郡上

郡上おどり練り歩き
日置郡上八幡市長

日本三大盆踊りの1つとして国重要無形民俗文化財に指定されている「郡上おどり」が、来る2022年7月9日(土)の初日を迎え、郡上市長・日置 敏明氏の開催宣言を皮切りに3年ぶりに開催されています。

従来の郡上おどりは、この発祥祭から始まり7月16日(土)の八坂神社天王祭や盂蘭盆会(徹夜おどり)などの七大縁日など含め、30日以上に渡って繰り広げられる長期間に及ぶお祭りです。

しかし今年はコロナ感染症拡大防止の観点から、17夜に短縮・時間限定をした上で更にマスクの着用、距離を置いての踊りの参加、会場での検温など徹底した対策の元に開催されています。

8月13日(土)から16日(火)の4日間行われれる「徹夜おどり」についても、本来は20:00から4:00の時間帯で開催されますが、本年は20:00から1:00までの時間に短縮して行われる事が発表されています。

「郡上の八幡出てゆく時は、雨も降らぬに袖しぼる」という歌い出しで知られる郡上おどりは400年以上に渡って唄い踊り継がれている伝統文化です。

大きな特徴の1つとして挙げられるのが、郡上おどりは「見るおどり」ではなく「踊るおどり」という点で、地元の人も観光客もひとつの輪になって踊り明かす一体感に溢れるイベントになります。

2022年度の郡上おどりのスタートは、郡上八幡市の旧庁舎記念館前からスタートしましたが、メイン通りの新町通から旧庁舎記念館前まで序章として練り歩くシーンを目の当たりにする事が出来ました。

お囃子から奏でられる郡上節の心地良い響き、三味線のリズム、そして踊り手が繰り出す所作と下駄の音・・・

この荘厳なる独特の雰囲気を生で体感出来る貴重な経験は旅の唯一無二の醍醐味だと思いますし、TripBaseStyleとしてはその地域地域で体験出来るその地ならではの経験は、新しい旅のスタイルとして推進するコンセプトにピッタリと当て嵌まるものだと思いました。

郡上おどりのもう1つの特徴としては、祭りの期間が長期間に渡って開催されるという点にあると思いますが、これは観光客にとっても実際に参加する事が出来る機会がより多くあるという最大のメリットだと思います。

今後の郡上おどりのスケジュールについては以下をご参考頂ければと思います。

郡上おどりスケジュール

3年ぶりという事もあり、地元の方々の熱気も物凄く熱いものがありますし、踊りのファンの方々、観光客の方々も地元とひとつになって踊りの輪を広げる風景は圧巻の一言です。

是非ここだけの体験の為に、今年の夏は郡上八幡を訪れて踊りの輪を生み出す特別な旅の想い出を作られてみてはいかがですか?