すさみ町立エビとカニの水族館で生物の生態系に触れる!

和歌山すさみ

エビとカニの水族館
エビとカニの水族館
ゴシキエビ
タカアシガニ
モクズショイ
ケープペンギン
ウミガメ

フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみに隣接する「道の駅すさみ」には、目の前に廃校となった旧江住中学校の体育館を再利用した水族館があります。

すさみ町立 エビとカニの水族館

ネーミングの通り世界中のエビやカニが約150種類ほど展示され、水槽をカラフルに彩っています。

世界最大のカニ「タカアシガニ」は大きな水槽にむき出しで展示され、タッチングプールと呼ばれ直接触る事も可能です。

また紀伊半島南部では捕獲されることが珍しいと言われている「ゴシキエビ」が2021年10月に白浜町市江崎沖で伊勢海老刺網で捕獲され、水族館に寄贈されています。

鮮やかな桃色の頭部や美しい模様が特徴的なゴシキエビは、主に薩南諸島以南のサンゴ礁に生息する熱帯性のイセエビの仲間だそう。

エビとカニの水族館において紀伊半島産のゴシキエビが展示されるのは14年振りになるという貴重な生物になります。

所狭しと見たことのない珍しいエビやカニが展示されていて、世界で唯一のエビとカニに特化した水族館という物珍しさもあって自然と見入ってしまい長居してしまう事間違いないでしょう!

エビとカニの水族館とは言え新たな魅力創出という観点から、約1年前の5月からペンギンの飼育展示を展開しています。

水族館併設の海の環境学習館の一部を改修し、2021年3月末に休館となった三重県の志摩マリンランドから4羽のケープペンギンを迎え入れているそうです。

過疎化が進む地方で水族館を運営する難しさを鑑みて、未来の子供たちへの教育旅行の受け入れや地域の自然環境の調査・保全活動などを維持する為にスタートしたサポート制度。

この活動による多くの団体様、個人の方々に支えられて貴重なエビとカニの水族館は運営されています。

多くの人々に支えられている水族館へ是非足を運ばれてみてはいかがですか?