長倉線の鉄道遺構を辿る旅

栃木もてぎ

真岡鐵道の終点「茂木駅」から、その先へ続くはずだった鉄路。
国鉄線として開業されることを期待されつつも戦争に翻弄され、この世に誕生することなく消えていった「長倉線」の鉄道遺構をたどる散策が楽しめます。

苔むした境界杭、山を削った切通し、最大の難工事と言われた大峯山トンネルなど、80年を経た今でもレールの敷設を待ついくつもの構造物が残っています。もし「長倉線」が完成していたなら、この里山の風景は大きく違っていたかもしれません。およそ6kmの未成線「長倉線」を歩くと、先人の思いが詰まった歴史の一端に触れることができます。

大峯山トンネルは立入禁止です。トンネル内への進入はご遠慮いただき、迂回にご協力をお願いします。トンネル以外はいつでも自由に散策ができます。ご家族、ご友人を誘って里山に眠る未成線「長倉線」をお楽しみください。未舗装区間では水溜まりやぬかるみがありますので、トレッキングシューズなど、歩きやすく水や泥に強い靴がオススメです。

鉄道に詳しい地元のツアーガイドによる丁寧な説明、長倉線特製ガイドブック(非売品)がセットになった有料のウォーキングツアーも随時開催しています。開催時期や料金など詳細は茂木町観光協会へお問合せください。(0285-63-5644 / ホームページ)

お泊りは、フェアフィールド・バイ・マリオット栃木もてぎ